2025.05.30
目次 【表示】 【非表示】 お問い合わせのきっかけ スレート屋根の現状 放置した場合どのような事が起こるの? 棟板金の空気工に黒カビ発生! 黒カビを放置したらどうなるの? 高圧洗浄とは? 今回のまとめ文 お問い合わせのきっかけ 今回は築年数25年の2階建てのお家のお客様からのお問…

築30年が経過し、スレート屋根全体の色褪せが目立ってきたことがお問い合わせのきっかけでした。今回のお客様からは、「屋根の色がかなり薄くなってきた」「そろそろ屋根のメンテナンス時期なのか見てほしい」とのご相談をいただきました。
築30年が経過したスレート屋根ということもあり、まずは現場調査を実施しました。屋根全体を確認すると、スレート屋根には経年劣化による色褪せが見られました。
さらに詳しく調査を進めると、棟板金にはサビや釘浮きが発生している状態でした。お客様へ現状をご説明したところ、「屋根塗装をするなら棟板金も一緒に直しておきたい」とのご要望をいただき、屋根塗装工事とあわせて棟板金メンテナンスを行うことになりました。





「屋根の色がかなり色褪せてきた気がする…」築20年~30年を過ぎた住宅では、このようなご相談をいただくことが少なくありません。
今回のお客様も屋根全体の色褪せが気になりお問い合わせくださいました。現場調査を行ったところ、スレート屋根の色褪せだけでなく、屋根の頂上部分にある棟板金にサビや釘浮きが発生している状態でした。
棟板金は屋根の中でも特に風や雨の影響を受けやすい部分です。サビや釘浮きを放置すると強風による飛散や、今すぐ雨漏りするわけではありませんが、放置期間が長くなると雨漏りにつながる可能性があります。今回は屋根塗装工事と同時に棟板金メンテナンスを実施しましたが、この記事では棟板金メンテナンスにスポットを当てて詳しくご紹介いたします。
棟板金表面の塗膜が劣化し、サビが発生していました。棟板金は常に紫外線や雨風にさらされているため、塗膜が劣化するとサビが発生しやすくなります。
軽度のサビであれば塗装メンテナンスで対応できますが、放置期間が長くなると交換工事が必要になるケースもあります。
棟板金を固定している釘にも浮きが見られました。棟板金は昼夜の温度差による膨張と収縮を繰り返しているため、長年の間に少しずつ釘が緩んでしまいます。
この状態を放置すると、強風によって棟板金が飛散する危険性があります。
今回特に印象的だったのは、棟板金にはサビや釘浮きが発生していたものの、内部の下地貫板には大きな腐食が見られなかったことです。
棟板金の劣化というと交換工事をイメージされる方も多いですが、現場を確認すると補修と塗装で十分対応できるケースもあります。
実際に屋根へ上がって確認しなければ判断できない部分だからこそ、写真だけで工事を決めるのではなく現場調査が重要になります
棟板金は屋根の頂上を守る重要な部材であり、劣化を放置すると大きなトラブルにつながります。棟板金とはスレート屋根の頂上部分に取り付けられている金属製の部材です。屋根材同士の継ぎ目を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な役割があります。
しかし劣化を放置すると、
などの原因になることがあります。実際に弊社へご相談いただく雨漏り案件でも、棟板金の劣化が原因になっているケースは少なくありません。
「棟板金が剥がれると屋根の内部はどうなるの?」そんな方は、実際の施工事例をぜひご覧ください。
屋根材だけでなく棟板金までメンテナンスすることで屋根全体の耐久性向上につながります。屋根塗装を検討される方の多くはスレート屋根の色褪せに目が向きます。
しかし職人が現場調査を行うと、先に劣化しているのは棟板金というケースも珍しくありません。屋根だけ綺麗に塗装しても棟板金が劣化したままでは、将来的な雨漏りリスクが残ってしまいます。そのため弊社では屋根塗装工事を行う際も、
などの状態を必ず確認しています。屋根全体を守ることが本当のメンテナンスだと考えています。
棟板金の劣化状況によって、補修・塗装・交換など最適な方法は異なります。棟板金のメンテナンスというと塗装をイメージされる方が多いですが、実際には劣化状況によって工事内容が変わります。大切なのは「今の状態に合った工事を選ぶこと」です。
築年数が経過したスレート屋根では、塗装ではなくカバー工法が適しているケースもあります。実際に施工したカバー工法の事例はこちらです。
塗膜が劣化してサビが発生し始めた段階であれば、今回のような補修と塗装によるメンテナンスで対応できる場合があります。
早めにメンテナンスを行うことで、棟板金そのものを長持ちさせることができます。
築年数が経過した住宅では、釘が浮いてくるケースがよくあります。そのような場合は釘を打ち直すだけでなく、抜けにくいステンレスビスへ交換する方法もあります。強風対策としてご提案することも多い工事です。
棟板金の内部には貫板(ぬきいた)と呼ばれる下地材があります。この貫板が腐食している場合は、塗装では改善できません。
そのため棟板金を撤去し、
へ交換する工事をご提案します。最近では木材より腐りにくい樹脂製貫板を使用するケースが増えています。
※棟の長さや屋根形状によって変動します。
築30年以上経過したスレート屋根の場合、棟板金だけでなく屋根材そのものが劣化しているケースもあります。
その場合は
なども含めて検討する必要があります。
※30坪前後の住宅を想定した参考価格です。
棟板金のサビや釘浮きを指摘されると、「すぐ交換しないといけないのでは?」と不安になる方も多いですが、実際には補修や塗装で十分対応できるケースも少なくありません。
今回の現場も棟板金交換までは必要なく、補修と塗装によるメンテナンスで対応することができました。大切なのは工事を急ぐことではなく、現在の状態を正しく把握することです。

まずは棟板金を固定している釘の状態を確認し、浮いている釘の補修を行っていきます。釘浮きを放置したまま塗装をしても根本的な解決にはなりません。
強風による飛散を防ぐためにも、塗装前にしっかりと固定状態を改善していきます。一般的には釘よりもビスの方が抜けにくく、固定力が高いとされています。
しかし今回の現場では、棟板金や下地の貫板に大きな劣化は見られず、釘の浮きも軽微な状態でした。そのためお客様とご相談のうえ、今回は既存の釘を打ち直して固定力を回復するメンテナンスを行いました。今後、棟板金交換工事を行う際には、より固定力の高いビス固定をご提案させていただく予定です。
釘の打ち直し完了後は、釘頭へコーキング処理を行っていきます。棟板金は雨風や紫外線の影響を受けやすく、釘を打ち直しただけでは再び釘が浮いてくる可能性があります。
そのため今回は釘頭をコーキングで保護し、雨水の侵入防止と釘の緩み対策を行いました。見た目には小さな作業ですが、このひと手間が棟板金の耐久性向上につながります。弊社では塗装だけでなく、このような細かな補修作業も丁寧に行い、少しでも長持ちする施工を心掛けています。
釘浮き補修後は、棟板金に発生しているサビ部分へ錆転換剤を塗布していきます。錆転換剤とは、発生している赤サビを安定した黒サビへ変化させ、サビの進行を抑える材料です。
サビの上からそのまま塗装してしまうと、内部でサビが進行してしまう可能性があります。そのため弊社では棟板金の状態を確認し、必要に応じて錆転換剤を使用してから塗装を行っています。見えなくなる部分ですが、塗装後の耐久性を左右する重要な工程です。
錆転換剤が十分に乾燥したことを確認し、大同塗料のマイルドシリコン遮熱塗料を塗布していきます。マイルドシリコン遮熱塗料は耐候性に優れ、紫外線や雨風から棟板金を保護してくれる塗料です。塗り残しがないよう丁寧に塗装していきます。
1回目の塗装が十分に乾燥したことを確認し、仕上げの2回目塗装を行います。2回塗りを行うことで塗膜に厚みがつき、耐久性や防水性の向上につながります。職人目線でも、この2回目の塗装が棟板金を長持ちさせる重要な工程です。
優れた耐候性と遮熱性能を兼ね備えた屋根用塗料です。今回使用した大同塗料のマイルドシリコン遮熱塗料は、紫外線による劣化を抑えながら長期間塗膜を維持しやすい塗料です。
また遮熱性能も備えているため、屋根表面温度の上昇を抑える効果も期待できます。棟板金の保護性能を高めたい方にもおすすめの塗料です。

お客様からも「屋根の色褪せが気になって相談しましたが、棟板金までしっかり確認してもらえて安心しました」とのお言葉をいただきました。
今回のお住まいでは棟板金メンテナンスとあわせて屋根塗装工事も行いました。
スレート屋根の色褪せがどのように改善されたのか気になる方は、こちらの施工事例もご覧ください。
棟板金のサビや釘浮きは、屋根からの重要なサインです。
今回のように早めにメンテナンスを行うことで、将来的な雨漏りや棟板金交換工事を未然に防げる場合もあります。
弊社では現場調査を行い、
を分かりやすくご説明しております。
川西町で棟板金のサビや釘浮き、屋根の色褪せが気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。
📞 お問い合わせ先:0120-99-7817(9時~20時受付)
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