
2025.05.29
目次 【表示】 【非表示】 お問い合わせのきっかけ 棟部分の漆喰がなく、葺き土が露出 漆喰の現状2 漆喰工事とは? どんなときに必要? 今回のまとめ文について お問い合わせのきっかけ 今回は生駒市の築年数40年以上の和風のお家のお客様より、かなりお家が古くなってきているのでそろ…

今回は、大和高田市にお住まいの方から「瓦屋根の白い部分がボロボロ落ちてきて心配」というお問い合わせをいただき、現地調査に伺いました。
屋根の上は普段見えない場所なので、気づいたときにはかなり劣化が進んでいた…というケースも少なくありません。
この記事では、実際に見られた劣化症状とそれに伴うリスク、そしておすすめの修繕方法を、現場の営業スタッフの視点からわかりやすくご紹介していきます。
「うちも似たような状態かも?」と感じた方の参考になれば嬉しいです。
今回ご相談くださったのは、築30年を過ぎた和風住宅にお住まいの60代の女性。
「最近、庭先に白い粉のようなものがよく落ちている」とのことで、ご自分で確認しても原因が分からず、ご不安になってご連絡いただきました。
実際に屋根に上って確認してみると、その原因は「漆喰(しっくい)」の劣化でした。
根の頂上部分「棟(むね)」と呼ばれる箇所です。棟瓦のすき間を埋めている白い部分が**漆喰(しっくい)**で、瓦を固定したり雨水の侵入を防ぐ大切な役割を持っています。
今回はその漆喰がひび割れ、部分的に剥がれて粉状に崩れてしまっている状態でした。こうなると、固定力が弱まり、瓦がズレたり、台風などで飛ばされるリスクも出てきます。漆喰が崩れてしまうと、瓦同士をしっかり固定できなくなります。
その結果、瓦が風でずれたり、隙間から雨水が浸入しやすくなり、瓦の下の土台や木材が腐食するリスクが高まります。これを放置すると大規模な修繕が必要になるため、早期発見・早期補修が重要です。
こちらは屋根の段差の部分です。瓦の下にある白い部分が黒ずんで、コケも生えてきています。これは雨が染みこんだり、長年の汚れが原因です。このままだとどんどん傷んでしまうので、必要なところをきれいに取り除いて新しく直します。
今回のお住まいに使用されていたのは「いぶし瓦(銀黒色の伝統的な瓦)」でした。非常に耐久性が高く、30年以上使用しても問題ない優れた屋根材ですが、漆喰部分は10~15年程度でメンテナンスが必要です。
お客様も「瓦そのものはまだ大丈夫そうだけど、漆喰が崩れるのは初めて見た」と驚かれていました。
このように、瓦の寿命と漆喰の寿命は異なることを知っていただくことも、私たちの大切な仕事だと感じました。
今回の状態に対しては、既存の劣化した漆喰を一度撤去し、新しい漆喰を詰め直す工事をご提案しました。
これにより、瓦の固定力が蘇り、雨水の侵入も防げます。
また、棟の歪みなどはなかったため、今回は漆喰補修のみで十分対応可能と判断。費用も大規模な工事に比べてリーズナブルです。
補修工事は、まず劣化した漆喰を丁寧に撤去し、瓦の状態を確認します。次に、新しい漆喰を塗り直し、表面を滑らかに仕上げて雨水の侵入を防ぎます。最後に、工事完了後の検査を行い、確実に修復されていることを確認します。
私たちは「ただ屋根を見る」だけでなく、「お客様のこれまでの暮らしに寄り添い、これからを守る工事をする」ことを大切にしています。今回のお客様とも、昔からこの家を大切に住み続けてこられたお気持ちを伺いながら、誠実に調査を行いました。
「こんなふうに丁寧に説明してもらったのは初めて」と言っていただけたのが、何より嬉しかったです。
私たちは大和高田市だけでなく、周辺の大和郡山市や桜井市、生駒市など近隣エリアのお客様からもご相談を多数いただいています。「うちの地域でも来てもらえるかな?」と気になる方も、ぜひ一度お電話やメールでお気軽にお問い合わせください。お客様一人ひとりのご自宅の状態に合わせて、最適なご提案をいたします。
📞 お問い合わせ先:0120-99-7817(9時~20時受付)「見積りや点検は無料」と書いてあっても、
「本当にお金はかからないの?」「後から追加請求されたりしない?」と不安に感じる方も多いと思います。
そこで、当社ではお客様に安心してご相談いただけるよう、
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