よく、塗料で1液性2液性などと聞いたことがありますでしょうか…。

1液性は、塗料缶は1つで、そこに水やシンナーを入れて薄めて壁に塗ります。
2液性は、塗装をする直前に主材と硬化剤を混ぜ合わせて塗料となり、そこに水やシンナーを入れて薄めてから塗ります。
身近な
1液性の塗料にはホームセンターで売っているDIY用の俗に言う
油性ペンキがそうですね。

2液性は
気温、湿度、塗り方などで
希釈率が変わってきますので
職人の腕や経験が必要になってきます。
元々は1液型の塗料のみだったのですが、
性能の向上化により
2液性の塗料が生まれました。

わざわざ二つに分けるには理由があるのですね…。
2液性を使うことにより、
塗料の寿命が伸び、艶も増し、塗膜も硬く、密着力が強く、色々な素材に塗装可能になりました。

ただし、お値段は
1液性より少しお高くなります。

それだけの
価値があるのです。

あとは、
刷毛は使い捨てになります。

時間が経てばカチコチになってしまうのです。。
もちろん
主剤と硬化剤を混ぜてしまえば翌日は使えません。。

私どもの周りでは聞かないのですが、職人がきちんと
分量を量らなかったり、
硬化剤をいれなかったりという
悪徳業者も居るようです。


気を付けましょう…。

もしDIYなどで2液性を使う機会があるのならば、、、
絶対に手や服、もちろんお顔にも付かないよう気をつけてください。
本当に取れにくいです。
