桜井市にて強風でセメント瓦のケラバ瓦が飛んでしまいお困りのお客様
2024.01.08
みなさんこんにちは！街の屋根やさん奈良南店 店長の吉本です。今回は、桜井市にて強風でセメント瓦のケラバ瓦が飛んでしまい落ちてしまったとの事で修繕の依頼がありました。弊社含めて３社に見積りを依頼したが、他の会社にはできないと言われて断られたそうです。その様子をブログでご紹介します。…
田原本町にて工場屋根の塗膜防水作業、脳天コーキング
田原本町 屋根補修工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根補修工事
- 施工期間
- 1週間
- 使用材料
- ウレアックス
- 築年数
- 40年
- 保証年数
- 3年
- 工事費用
- 55万円
- 建坪
- 90ｍ
奈良県磯城郡田原本町にて、施主様は工場の雨漏りに困っておられました。
点検させていただいたところ、谷樋の剝離・サビが見られ、交換をお勧めしたのですが、予算を抑えてほしいとのご要望でしたので谷桶の塗膜防水作業をするに至りました。
谷樋についてはこちらをクリックしてください。
棟板金に関しては、経年劣化によりビスが無くなっている箇所もあり、脳天コーキング作業をさせていただきました。
それでは見ていただきます。
こちらが今回施工する工場屋根になります。
とても広く立派な建物でした。
一見では問題なく見えますが…。
この様に谷樋には剝離が見られます。
これだけの剝離では水の流れも悪くなります。
こちらの様に水溜りにコケや汚れも
溜まっています。
では早速ケレン作業をしていきます。
この作業なくして塗装工事は出来ません。
地道な作業に結果が生まれるのです。
ケレンの後は綺麗に掃除します。
その後塗装に入ります。
まず、塗料が材質に合うかどうかを
検査しています。
パッチテストのようなものです。
今回検査に合格した下塗り剤です。
「OP-55F」
こちらはウレタン系のプライマーになります。
この「OP-55F」は
防水材の塗り重ねが出来る優れものです。
中塗り、上塗り材の「ウレアックスHG」の
専用下塗り剤になります。
次にシーリング作業をしていきます。
『シャーピー 防水クイック TX Free』
を使用します。
ヘラで仕上げていきます。
こちらは 硬化後のシリコーンシーラントの上に塗装が
できる下地処理剤です。
これで谷樋の下地が完成です。
「ウレアックスHG」
これは
表面保護機能＋防水機能を持ち合わせた、
ハイブリッド防水コーティング材です。
こちらは「ウレアックスHG」用
環境対応型希釈溶剤になります。
この様に攪拌して使用します。
20年以上の耐候性があり、
衝撃に強い塗膜を形成します。
これで谷樋も本来の機能を発揮できるしょう。
トップコートを別に塗布する必要がないため、
工期も短縮出来ます。
結果…お財布
にも優しくなるのです。
にも優しくなるのです。
脳天打ちをすると
釘を伝って雨が侵入します。
コーキングをしても劣化によりこの画像のように
ビスが取れてしまっています。
今回 もコーキング処理をしましたが、
やはり劣化すると雨漏りに繋がります。
脳天打ちとは、材料の上部から釘を打つことであり、脳天釘打ちともいわれます。
脳天打ちは本来やってはいけない工法とされています。
（屋根構造によっては可能で、強度が増す場合もあります）
特に棟部分は屋根の一番高いところにあるので、風雨の影響をまともに受けます。
の影響をまともに受けます。釘穴の隙間から雨を浸入させやすいのです。
今回は施主様の意向に考慮し、コーキング処理を施しましたができるならば
棟板金を交換することをお勧めいたします。
コーキング処理も技術を伴います。
国家資格もあるのです。
多くても少なくてもいけない
バランスが大事なのです。
全てのビスにコーキング出来ました。
完成です。いかがでしたでしょうか。
今回は工場屋根の塗膜防水作業と脳天コーキング作業をさせていただいた模様をご紹介させていただきました。
屋根は自ら登らず近くの業者に頼んでくださいね。
ありがとうございました。
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