築１５年の屋根の様子

屋根の状態

河合町のこちらのお宅は築２年で１度塗り替えしている事もあって、塗膜の痛みは有りませんでした。

分かりにくいですが、瓦の段の所に苔がありその部分から少しずつ痛みかけてきていました。

苔が増えるとカビが発生してくるのでやはり、１０年位で塗り替えをした方が

永く持たせる事に繋がると、私も再度認識しました。



豆知識！


　苔は、川や森林の岩に生えているイメージがあると思いますが、家の屋根にも発生するのです。

　苔が発生すると、見た目でだけでなく家の耐久性を衰えさせてしまう事もあります。

　苔は、日の光で光合成をしているので屋根の日陰の時間が長い北側に発生しやすくて

　日の当たる時間が長い南側の屋根には、発生しにくいです。

　また屋根材に根を張って屋根材の中まで入り込んでくるので、屋根の痛みが進みます。

　冬場は、屋根材が水を含んだまま凍結すると、その部分が膨張してヒビや割れにつながる凍害（とうがい）

　という劣化現象が起こる事があります。




点検のポイント！

　あなたのお家が２階建てであれば、１階の屋根を見て確認してみてください。

　１か所だけでなく色々な方角から見る事が大事です。

　屋根の上には、乗らないでください。

　ほこりや苔で滑って危ないです。　　危険！

　なれない人が歩くと瓦を割ってしまい雨漏れの原因になってしまうので

　点検の際は街の屋根やさん奈良南店へご相談ください。(^O^)／

屋根塗装　上塗り１回目

まず、屋根の上塗り塗料を紹介します。

メーカー　大同塗料

塗料　　　ハイルーフマイルドシリコン遮熱型
　　　　　　　　　
色　　　　コーヒーブラウンクール

で塗装しています。

上塗り１回目の塗装で、刷毛とローラーで塗る事とエアレス塗装機を使って塗装することが有ります。




エアレス塗装機って何？

　　主に野外の塗装に使用し外壁や屋根、工場内で吹き付け塗装する為の塗装機です。

　　一回塗りでエアスプレーの２～３倍の塗膜が得られて作業も早く進みますので、

　　足場を建ててる期間は不便な事だらけですが工期を守る為にも、使うようにしています。



　　

屋根塗装　上塗り２回目

上塗り１回目乾燥後、ウールローラーで２回目を塗っていきます。

上塗り１回目が吹き付けで、２回目がローラーで塗るの？　とっ疑問に思ったと思いますが、

吹き付けにはリスクが有りまして、風が強いときや密集地では吹き付けしません。

その時は、瓦の段の所を刷毛で塗料が詰まらないように枠取りしてローラーで塗ります。

現場の状況で判断して作業して工事を進めています。(^O^)／

河合町のこちらのお宅も1回目はエアレスで吹き付けて、2回目はローラーで丁寧に塗っています。

そうすることで、綺麗な艶のある屋根に仕上がります。

屋根塗装　完了

屋根の塗り替え完了です。

新築から２年で屋根の塗り替えをしているお宅はめずらしく、綺麗に施工されていたので痛みも少なくて

塗料の吸い込みムラも無く均一な仕上がりになっています。

ここで注意している事は、瓦と瓦の重なり部分の所に塗料が詰まってないか、

塗料の吸い込みムラが無いかを確認しています。



痛みがひどい屋根は上塗り２回塗ってもこの様には仕上がらないので、その時は３回塗りしています。

いろいろな屋根を塗装してきた経験があるので、おまかせください。



河合町のお住まいの方

屋根の事で悩まれている方は、街の屋根やさん奈良南店へご相談ください。(^O^)／