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現場ブログ
奈良市のお家が傾き壁にひび割れが入ったお宅の壁補修と塗装工事をしました

有り得ない!!施工不良により地盤沈下

皆様　こんにちは(^^♪　
街の屋根やさん　奈良南店　湯本です。

奈良市にお住まいのT様。

インターネットで奈良市対応可能な業者を検索し、弊社にご連絡いただきました。

「屋根が傷んできてるので見て欲しい」とのことでした。

現場調査にお伺いし、玄関に入った瞬間

「おやっ？」

「お家　傾いてませんか？」

お客様も
「実は、そうなんです。」

築25年、じわじわ沈下して、お家は体感できるほど傾いてしまい、それが原因で壁には大量のひび割れ（クラック）が発生してしまっていました。

壁のひび割れの状態

長年の沈下によりひび割れが大量にありました。
ひび割れが起こる原因は

乾燥
経年劣化
揺れ

が考えられます。こちらのお家の場合は、地盤沈下により建物自体が動き揺れによって力が加わり、コンクリートやモルタル、タイルなどの外壁材が耐えきれなくなりひび割れを起こしてしまっています。

こちらはかなり深刻なひび割れです。
ひび割れの事を「クラック」といいますが、

クラックは大きく分けて2種類あります。
クラックの幅（太さ）が0.3ミリ以下なら
「ヘアクラック（髪の毛ほどの細さのひび」といいます。

0.3ミリ以下なら、まだ内部に水が侵入してなくて、水も入りにくいので早急な対応はしなくても大丈夫ですが、なるべく早めの対処が必要です。

0.3ミリ～1ミリになると、水が内部に侵入しやすくなっている状態なので早急に対処する必要があります。

1ミリ以上のひび割れ（クラック）になると、既に水が内部に侵入している危険性が高い状態です。早急に施工会社などプロに見てもらい、対応してもらいましょう！

ひび割れの幅にもよりますが、ひび割れは劣化のサインです。

ヘアクラックのようなひび割れは、すぐに雨漏れしてしまう危険性は少ないですが、0.3ミリ以上のひび割れを見つけたら、雨漏りの危険性が高くなっています！お家を長持ちさせるためにも、なるべく早めにメンテナンスを行うことをお勧めします。

このひび割れをしっかり補修し塗装させていただきます！

補修作業

コーキングを行い、ひび割れの補修を行います。雨水の侵入もこれでシャットアウト！

塗装をしたときにひび割れの跡が出ない様、しっかりなじませます。

シーラーを塗布していきます。

シーラーは塗面と塗料の密着を高めるための接着剤のような役割をします。

この作業を怠ると数年後に塗膜が浮いてきてしまう危険があるので、しっかりたっぷり塗っていきます。

下塗りです。ひび割れの多い壁には、日本ペイントのパーフェクトフィラーをしっかりたっぷり塗っていきます。

このパーフェクトフィラーは時間経過とともに痛んだ下地の凹凸を埋めて下地を調整する役割で塗られる塗料です。

ひび割れなどをしっかり埋めずに、塗装してしまうと、不具合が生じやすくなってしまい、塗装の意味が無くなってしまいます。

ひび割れ（クラック）があったとしても追従する働きがあり、ひび割れを起こしやすいモルタル外壁やＡＬＣパネルの下地に使用します。

下塗りは、上塗りしてしまうと、見えなくなってしまう所です。しかし、この下塗りをいい加減にしてしまうと数年後に塗膜が剥がれて危険性があるのでしっかり塗っていきます。

お家が数年後も数十年後も綺麗で長持ちするよう、そのお家にとって一番最適な塗料選びをさせていただいています。

上塗りです。上塗り材料は日本ペイントの「パーフェクトトップ」で仕上げていきま

パーフェクトトップは、ラジカル制御型塗料です。

ラジカル制御・・・(´Д` )？
ラジカルとは、樹脂に触れることで塗膜の劣化を引き起こす物質のことで、紫外線に当たることで、
増えていく厄介な物質です(>_<)
パーフェクトトップは、この厄介な物質の発生を防ぎ、劣化を起こりにくい状況を作るため、長持ちします！！