桜井市にて強風でセメント瓦のケラバ瓦が飛んでしまいお困りのお客様
2024.01.08
みなさんこんにちは！街の屋根やさん奈良南店 店長の吉本です。今回は、桜井市にて強風でセメント瓦のケラバ瓦が飛んでしまい落ちてしまったとの事で修繕の依頼がありました。弊社含めて３社に見積りを依頼したが、他の会社にはできないと言われて断られたそうです。その様子をブログでご紹介します。…
御所市で損傷した屋根の葺き替え工事を施工しております。
防腐剤入りの角材、抜き板(ぬきいた)を加工して行きます。
抜き板は棟(むね)の下地木材となります。抜き板が腐食すると、棟が飛んで行く恐れがありますので、防腐剤入りの物を使用します。
一定の寸法の抜き板を棟に固定して行きます。
抜き板にタッカーで防水紙を留めて、棟板金(むねばんきん)を上から被せて行きます。
棟板金は側面から抜き板に効かすようにビスを打ちます。
強風などで飛ぶ棟板金は実は施工の際の処理が甘かったりします。
防水紙を入れて、防腐剤入りの抜き板を使用して、ステンレスのビスで固定すれば、棟板金は通常の台風程度では微動だにしません。
施工前の屋根の様子です。
50年以上長い間、頑張ってくれていた瓦ですので、年季が入っておりました。
奥に移っている端部は土が見えております。
金属の屋根材へ変貌を遂げました。
今後、20年以上はメンテナンスしないで安心して暮らして頂けます。
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