破風板の塗装です!
傷んでいたので下地をしてから塗装をして行きます!
写真では2枚しかありませんが
特殊な施工をしていますので
あえて写真を出していません!
合計で5工程の施工です!
塗れば良いってのではなくて
キチンとした下地が大切です!
破風板塗装についてですが
切り妻屋根の一部が破風板(はふいた)です。
三角になっている部分です!
切り妻屋根とは屋根の工法であり、日本の屋根の半数以上がこの屋根です。
形は本を開いて伏せたような二等辺三角形の屋根で、屋根の中央にある接合部の棟(むね)、
屋根が三角形に見える時に正面に来る壁面を妻(つま)、屋根の妻側の側面を破風(はふ」、
破風に取り付けられている板を破風板(はふいた)、
建物から伸びている屋根の裏側部分を軒天(のきてん)といいます。
破風板は軒天の分だけ出っ張っており、妻側の外壁を風雨から守っています。
破風板を設けることで妻側の外壁の負荷を軽減しているのです。
最近では軒天の出る幅が少ない為、外壁も傷んでいます!
軒天が外に出ているのと出ていないのとでは外壁の傷み具合が違います!
破風板の役割についてですが
破風板は風雨や日光から屋根を守る役割を持っています。
破風板があることで風を分散させ、屋根の耐久性を上げています。
また火事の際は屋根への延焼を遮るので防火性能を高める効果もあります。
破風板は美観を向上する効果もあり、機能性だけでなくデザイン性も高めています。
このように破風板はお家の安全性と耐久性を高めるために大事な部分なのです。
しかし、裏を返せば破風板はそれだけ負荷がかかる部分なのです。
破風板に塗装が必要な理由としては
破風板は常に風雨に晒される上に他の部分よりも強い負荷が
かかるので特に痛みやすい部分でもあります。
しかし、毎回交換するのは現実的ではありません。
交換ではなく塗装をしているので塗り替えるのが一番です。
破風板は耐久性と防水性などを保つために塗装されています。
経年劣化による痛みの原因はこの塗膜の劣化にあります。
破風板を長く使うためにはこの塗装を塗り直すことが、
一番低コストで効果があります。
破風板は天候の影響を最も受けやすい場所のひとつであり、
経年劣化が進みやすい部分です。
外壁に比べても早く劣化が起こります。
破風板は風を受ける役割があるため強風が吹く地域では特に劣化しやすいので注意が必要です。
他には直射日光、雨、雪が塗装や本体の劣化を進めます。また、
海沿いの地域は海からの塩分で塩害が起き、他の地域に比べて格段に劣化が早くなります。
このように様々な原因で塗膜や板本体の経年劣化が
進んでいくので定期的なメンテナンスが必須となります。
適切な塗装を行えばこれらの劣化を抑えることが可能です。
破風板は築5年から点検が必要と言われていますが・・・
破風板の一般的な耐用年数は築20-30年程度と言われています。
他の外壁に比べて期間がやや短めなので注意が必要です。
破風板が劣化してしまうと建物全体に影響が出てしまうので、
建物の一部分であっても軽視しないでおきたいところです。
破風板も種類がありますが一般的には塗り替えで大丈夫です❣
木製の場合は下地を変えて上塗りも変えないといけないので
現場調査時に判断します!