
2025.04.02
奈良市のダイワハウス住宅にお住いのお客様から「築28年経っており、今まで2回外壁塗装をしているのですが、外壁と屋根も含め信用できる会社さんに家全体の調査をお願いしたい」とのお問合せがありました。早速、現場調査に向かい外壁と屋根を調査させて頂きました。現場調査の結果、セメント瓦の棟…

奈良市は歴史的な建物も多く、屋根の修繕には注意が求められます。日本の伝統的な屋根の美しさを保つために重要な「棟瓦(むねがわら)」ですが、経年劣化や自然災害の影響でズレたり歪んだりすることがあります。そのまま放置すると、雨漏りや瓦の落下による事故につながるため、適切なメンテナンスが必要です。本記事では、棟瓦の積み直し工事の詳細と、その際に気をつけるポイントを解説します。
棟瓦の積み直し工事とは、瓦屋根の最上部にある棟部分の瓦を一度取り外し、新しい漆喰や土台で再び設置し直す工事です。主に以下のような目的で行われます。
瓦のズレ・歪みの修正
漆喰や葺き土の劣化修復
雨漏りの防止
地震や強風による被害の予防
棟部分は屋根の中でも特に風や雨の影響を受けやすく、放置すると屋根全体の耐久性に影響を及ぼします。
以下のような症状が見られた場合は、棟瓦の積み直し工事を検討するべきです。
強風や地震などの影響で、棟瓦が少しずつズレることがあります。そのままにしておくと、瓦が落下する危険性があります。
棟瓦を固定している漆喰が剥がれると、内部の葺き土が流れ出し、瓦が不安定になります。
棟瓦の隙間から雨水が侵入し、屋根裏や天井にシミができることがあります。
瓦の割れや破損棟瓦にひび割れや欠けが見られる場合、強風や地震で崩れる可能性が高まります。定期的な点検で異常を早期に発見しましょう。
まず、専門業者が屋根の状態をチェックし、修理が必要な箇所を特定します。奈良市では、伝統的な建物も多いため、屋根の種類に適した修繕方法が求められます。
既存の棟瓦を慎重に取り外し、再利用可能な瓦と交換が必要な瓦を仕分けます。
棟の内部にある葺き土や漆喰が劣化している場合は、新しいものに交換し、しっかりとした土台を作ります。
新しい漆喰や専用の接着剤を使用して、棟瓦を丁寧に積み直します。
工事完了後、屋根全体を点検し、瓦の固定状態や雨仕舞の確認を行います。
奈良市でも、「無料点検」と称して訪問し、不必要な工事を高額で請求する業者が増えています。信頼できる地元の業者に依頼しましょう。
瓦屋根の修理には専門的な技術が必要です。施工実績が豊富な業者を選ぶことで、安心して依頼できます。
台風や地震による棟瓦の損傷は、火災保険で修理費用が補償される場合があります。契約内容を確認し、必要なら保険申請を行いましょう。
定期的なメンテナンスを実施する棟瓦の劣化を防ぐためには、10~15年ごとに専門業者による点検を受けるのが理想的です。定期的なチェックで、早めに問題を発見し、修繕費用を抑えることができます。
奈良市には、歴史的建造物を手掛ける経験豊富な屋根修理業者が多数あります。実績のある業者に相談し、無料見積もりを取るのがおすすめです。
当社では、 ✅ 瓦屋根専門の職人による丁寧な施工 ✅ 奈良市内での豊富な実績 ✅ 現地調査・見積もり無料
を提供しております。棟瓦のズレや漆喰の劣化でお悩みの方は、お気軽にご相談ください!
棟瓦の積み直し工事は、屋根の寿命を延ばし、安全性を確保するために欠かせません。特に奈良市では、歴史的な景観を守るためにも適切なメンテナンスが重要です。
「瓦のズレが気になる」「雨漏りが心配」という方は、早めに専門業者に相談し、適切な工事を行いましょう。
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