2026.06.03
今回のお住まいは築40年以上が経過した瓦屋根住宅でした。近年では天井の雨染みが少しずつ広がっており、雨の日になると不安を感じるとのことでご相談いただきました。 雨漏りは原因の特定が難しく、補修を行っても再発するケースも少なくありません。 今回は雨漏り診断士が現地調査を行い、瓦屋根…
生駒市で「屋根の瓦がなくなっているように見える」とご相談をいただき、築50年以上の屋根を調査しました。
確認すると、瓦の欠落だけでなく棟まわりにも傷みが進んでいる状態でした。一方、隣接する瓦棒の金属屋根は今回すぐに工事するのではなく、お客様のご予算も考えて傷みが大きい瓦屋根を優先して葺き替える方向でご提案。
なぜ部分補修ではなく葺き替えをご提案したのか、そして**「全部直す」のではなく工事範囲をどう判断したのか**、実際の屋根写真とともに職人目線で詳しくご紹介します。
棟は屋根の頂上部分にあり、瓦屋根の中でも雨風の影響を受けやすい場所です。
棟瓦のズレや崩れ、漆喰の劣化などが進むと、内部へ雨水が入りやすくなるだけでなく、強風や地震などをきっかけに瓦がさらに動く可能性があります。
今回の現場では瓦の欠落だけでなく、棟まわりにも傷みが確認できました。
屋根は一部分だけを見るのではなく、「なぜ瓦が欠落したのか」「周囲や棟にも傷みが広がっていないか」まで確認することが重要です。
瓦が1枚でも抜け落ちていると、その部分は雨水の影響を受けやすい状態になります。
瓦屋根は瓦だけで雨水を防いでいるわけではなく、その下には防水紙や野地板などがあります。しかし、瓦が欠落した状態を長期間放置すると、通常よりも防水紙へ直接雨水や紫外線が当たりやすくなり、下地の劣化を早める原因になります。
特に今回のような築50年以上が経過した瓦屋根では、表面に見えている瓦だけでなく、その下の防水紙や下地まで経年劣化している可能性を考える必要があります。
「瓦が1枚なくなっただけだから大丈夫」と判断せず、周囲の瓦や下地も含めて確認することが大切です。
築50年以上だからといって、必ず屋根全体を葺き替えなければならないわけではありません。
瓦数枚の割れやズレだけで、下地や防水紙の状態に問題がなければ、瓦の差し替えなど部分補修で対応できる場合もあります。
しかし、瓦の欠落・棟の傷み・防水紙や下地の劣化などが屋根全体に広がっている場合、部分補修を繰り返しても根本的な改善にならないことがあります。
築年数が長い屋根ほど、「古いから葺き替える」と決めるのではなく、現在どこまで傷んでいるのかを確認して、部分補修と葺き替えのどちらが適しているか判断することが大切です。
今回の生駒市の建物では、瓦が欠落している箇所だけを直す部分補修も選択肢のひとつとして考えられます。
しかし実際に屋根全体を確認すると、瓦の欠落だけではなく棟まわりにも破損が見られ、さらに築50年以上が経過している屋根でした。
欠落した瓦だけを新しくしても、今後ほかの場所で瓦のズレや破損、棟まわりの不具合が発生すれば、そのたびに補修が必要になる可能性があります。
そこで今回は、目に見えている一部分だけを直すのではなく、古い瓦を撤去して屋根下地の状態まで確認できる葺き替え工事をご提案しました。
葺き替えでは、既存瓦を撤去したあとに下地を確認し、必要な補修を行ったうえで防水紙から新しく施工できます。築年数が経過した屋根では、表面から確認できない部分まで確認できることも大きなメリットです。
ただし、屋根すべてを一度に工事するご提案ではありません。
今回の建物には瓦屋根に隣接して瓦棒の金属屋根もありますが、こちらについてはお客様のご予算も踏まえ、今回すぐに工事範囲へ含めるのではなく、まず不具合がはっきり確認できた瓦屋根部分を優先する方向でお話ししました。
築年数が古いからといって、何でも一度に交換すればよいわけではありません。
**現在の傷み具合と今後のリスク、そしてお客様のご予算を考えながら、必要性の高いところから無理なく工事を進める。**今回はその考えから、瓦屋根部分の葺き替えをご提案しています。
棟まわりの傷みは、屋根全体を葺き替えずに棟瓦の積み替えで対応できる場合もあります。生駒市で築50年の瓦屋根に雨漏りが発生し、棟瓦の積み替えをご提案した現場もご紹介しています。⇩⇩⇩
「瓦が1枚なくなっているけど、屋根全部を直さないといけない?」
「築50年以上なので、どこまで工事が必要なのか分からない」
「できれば予算を抑えながら、傷んでいるところをしっかり直したい」
このようなお悩みがございましたら、株式会社和田塗建/街の屋根やさん奈良南店へご相談ください。
今回の生駒市の現場でも、築年数だけを見て屋根すべての工事をおすすめしたわけではありません。瓦の欠落や棟まわりなど実際に傷みが確認できた場所を調査し、お客様のご予算も踏まえて優先する工事範囲をご提案しました。
瓦が1枚なくなっているだけに見えても、その周囲や棟、防水紙などに傷みが広がっている場合があります。反対に、状態によっては部分補修で対応できるケースもあります。
「部分補修で直せるのか、葺き替えまで必要なのか知りたい」という段階でも大丈夫です。
生駒市で瓦屋根の欠落・ズレ・棟の傷みなどが気になりましたら、まずは現在の屋根の状態を確認させてください。必要な工事と、まだ工事を急がなくてもよい部分を分けて、分かりやすくご説明いたします。
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