天理市 雨樋が経年劣化で割れてしまい雨漏りしているので直してほしいとのこと
2024.01.19
みなさんこんにちは！街の屋根やさん奈良南店 店長の吉本です！！今回は、天理市で雨樋の縦樋部分のジョイント部材が劣化して割れており、気付いたら犬走りに雨垂れの跡が残ってしまっているので、早めに直してほしいとご連絡頂いたので修繕してきました。その調査から修繕までの流れを紹介させて頂き…
奈良市にて単管パイプとトタン波板での倉庫新設工事
銘木を収めておく倉庫を作ってほしいとご連絡いただきました。
奈良市 その他の工事,倉庫
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- その他の工事,倉庫
- 施工期間
- 3日
- 使用材料
- 単管パイプ・トタン波板
- 施工内容その他
- 単管パイプとトタン波板での倉庫新設工事
奈良県奈良市にて
単管パイプでトラス構造による骨組みを構築し、
外壁と屋根にはトタンの波板を使用した
倉庫新設工事をさせていただきました。。
大きな倉庫ですが、材料を単管パイプとトタンにする事により
屋根の荷重にも耐え、費用も安くなります。
施主様にもご満足いただけて良かったです。
『トタン』はデメリットも多いですが、
用途に応じ、使い方次第で耐震性に優れたものです。
今回はその模様をご紹介させていただきます。
今回、骨組みに使用する単管パイプです。
建築現場で作業する際の
足場用資材としてよく見られます。
サビにも強く、軽くて強度も強いスチールパイプになります。
金属製でなくとも単管と呼ばれます。
このままでは、ただのスチールパイプですが
単管クランプや土台ベースなどのジョイント部品を使い
様々な形に変貌していきます。
こちらが単管パイプを様々な形にしてくれる
ジョイント部品の一部です。
交差させたり、固定したり、延長させたり、自立させることもできるのです。
単管クランプやナット、土台ベース、繋ぎ金具…
様々なジョイント部品が存在します。
この様に様々なジョイント部品を使用して骨組みを構築していきます。
鉄橋などでよく見かけるトラス構造による建て方です。
今回は倉庫の新設ですので
単管パイプを使いトラス構造で構築することで
骨組みを頑丈にしました。
トラス構造についてはこちらをクリックしてください
骨組みの上から波板を張るのですが
直接単管パイプに張りません。
胴縁と言われる角材を単管パイプに留めていきます。
胴縁が下地材になり、波板を張れるのです。
今回の倉庫は
外壁と屋根に『トタン』を使用しました。
『トタン』とは・・・
「亜鉛めっき鋼板」のことで、金属屋根の一種です。
一番のメリット「軽い」と
価格が「安い」という2つのメリットから
主に建材として用いられます。
トタンの屋根は軽いため地震に強いと言われます。
また
トタンの外壁は住宅の骨組みにかかる負担を軽くします。
また施工が簡単というのも『トタン』の大きなメリットになります。
簡単＝工期が短いのです。
さて、この『トタン』一度は耳にされた事もあるかと思います。
私が昭和の人間だからでしょうか。。
何だか懐かしい気分にもなります。
『トタン』や『ブリキ』の響きが好きです。
因みに『トタン』は鉄に亜鉛でメッキした物ですが、
『ブリキ』はスズでメッキした物です。
さて…話が逸れましたので戻します。
この『トタン』の語源ですが…
16世紀終わり頃ポルトガル語の
「tutanaga」（ツタンナガ）〈亜鉛と銅の合金〉
又は、
「tǒtan」(タウタン)〈白い金属の一種〉
から由来されているという諸説ございます。
その頃日本でも『トタン』（吐丹）と呼び，
この呼び名が定着したようです。
『トタン』は
「軽く」「安い」とメリットをお話させていただきましたが、
デメリットも多くございます。
・耐用年数10年程度と短いのです。
使われる『トタン』にもよるのですが、
表面を守る塗装によって耐用年数が伸びる場合もございます。
が、
サビて放置してしまうと腐食してしまいます。
屋根でしたら、
そこから雨水等が入り込んで下地材が傷み、雨漏りします。
外壁でしたら、
家の骨組みまで傷めてしまいます。
・遮音性が低いです。
雨音
がうるさい程よく響きます。
がうるさい程よく響きます。・遮熱性が低いです。
熱を通しやすく逃がしやすいのです。
夏は暑く
冬は寒い
家です。
冬は寒い家です。定期的な点検が絶対欠かせない材料になります。
家屋にはあまり適していないと言われますが、
倉庫などでは費用の面からも喜ばれます。
↑
『新しいトタン』
↑
『古くなったトタン』
右側の画像の様にサビた『トタン』をよく見かけます。。。
家屋に使用するときは熟考する必要があります。
『トタン』にも種類があり、
表面塗装の違いにより耐用年数が変わってきます。
この様に専用のビスで等間隔に留めていきます。
中はこの様になっています。
これで完成です。重機を使って出し入れをするそうなので、
入口は出来るだけ広く取らせていただきました。
いかがでしたでしょうか。
今回は単管パイプを使用してトラス構造で骨組みを構築し、
トタン波板を張った倉庫の新設工事の模様をご紹介させていただきました。
リフォームや家など新しく建てる時は色々悩まれると思います。
後で後悔のないよう、ご相談お待ちしております。
一緒に最適な解決策を探していきましょう。
ありがとうございました。
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