瓦屋根のメリット・デメリットってご存知ですか？
瓦屋根のメリット・デメリットってご存知ですか？
私たちは昔から瓦によってマイホームを雨風
から守ってもらっています。
から守ってもらっています。現在は昔に比べ、屋根材の種類が増え、軽量のものや施工難易度が低いものなど、
様々な新商品が開発されております。
そんな中でも瓦屋根は高級品として日本で取り扱われておりますが、
この時代でもまだ瓦屋根のメリットってあるのでしょうか？
日本で初めて瓦が使用されたのが奈良県の飛鳥寺なのだそうです。
『日本書紀』によると、法興寺（飛鳥寺）は
瓦の技術は朝鮮から伝わったと言われており
「和瓦」 「日本瓦」 「平板瓦」 とも呼ばれます。
和瓦のメリットは
他の屋根材に出せない風合いや重厚感がある雰囲気が魅力なのです。
屋根材の中で耐久性が一番高いため、
定期的な点検と適切なメンテナンスさえすれば長持ちさせられます。
1000℃以上の高温で焼いて作られるため、とても硬く強度があるんですね。
耐久性以外にも、遮音性や断熱性の高さを持っています。
瓦が厚いので外からの音が室内に伝わりにくくなったり、
新鮮な空気が常に通るような構造になっています。
瓦のカーブの部分から適度に湿度が蒸発し、熱がこもることなく快適に過ごせるのです。
また、カーブ部分に空気を含み、保温性にも優れています。
日本の気候に最適な形状の瓦ではないでしょうか。。。
ただ、デメリットを挙げますと
他の屋根材に比べ、とても重たく
耐震性には注意しなければならないのが難点です。
重さを理由に、他の屋根材に変える方も多い程です。
それを解決するのは
瓦屋根のメリット・デメリットはご理解いただけたでしょうか。
土台がしっかりしていれば地震に強い家
をつくることができるのです。
をつくることができるのです。また、現在では瓦屋根の下の葺き土はルーフィングシートに変わり
重量がかなり軽減されました。
葺き土が今まで乗っていたならば充分土台はしっかりしているはずです。
ただ、和瓦以外の屋根材ですと、葺き替えに和瓦を使用するには土台が耐えられないのです。
違う屋根材をお勧めいたします。
＊ 土葺き工法が使われなくなってきたのは、関東大震災後と言われております。
阪神淡路大震災後には少なくなりましたが、関西ではまだ多くの土葺き屋根があります。
一度点検して見直してみませんか？
最近の工法は瓦を桟木にひっかける「引っ掛け桟瓦葺」工法や、
瓦同士が組み合わさって釘で固定されている「防災瓦」の工法、
「ガイドライン工法」も確立されております。
それによりズレや落下が起きにくくなっています。
が、
家、家族を守るためにも一度点検をお勧めいたします。
ありがとうございました。
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