桜井市にて強風でセメント瓦のケラバ瓦が飛んでしまいお困りのお客様
2024.01.08
みなさんこんにちは！街の屋根やさん奈良南店 店長の吉本です。今回は、桜井市にて強風でセメント瓦のケラバ瓦が飛んでしまい落ちてしまったとの事で修繕の依頼がありました。弊社含めて３社に見積りを依頼したが、他の会社にはできないと言われて断られたそうです。その様子をブログでご紹介します。…
奈良市西ノ京町で 台風で雨漏り 一部屋根瓦が飛んでしまいお困りのお宅の調査に行きました
「４～５年前
とのことでした。
これはひどいほんとに、、、
まず、大工さんはあくまで大工さんですので
屋根の専門業者ではありません。
いくら一部分とはいえ、増築した
壁と波板の納まりが悪く、隙間から雨漏りしていました。
あと、夏場は暑すぎてこの部屋に居れないとのことでした。
それも分かり切ったことで、、
そういう知識のなさや、お客さんの事を考えない施工者が
次に屋根へ登ります。
瓦の漆喰も剥がれ落ちてしまっており、葺き土が丸見えになっています。
瓦のズレや歪みを放置していると。隙間より、
瓦の下の葺き土が雨と一緒に流れてしまいます。
その土が流れると、瓦がズレたり暴れたりし、屋根の劣化を大きくしてしまいます。
現状
反対側の瓦が飛んでしまった箇所も見に行きます。
昔は敷地境界線は結構ざっくりだったので、たまにあることなのですが
ここまでしっかりかぶっている屋根は初めて見ました。
右の写真は劣化で鬼瓦周りの漆喰が剥がれて葺き土が見えてしまっています。
これも棟瓦と同じ様に、放置すると葺き土を流してしまい、棟瓦の落下の危険性もあります。
厚手のブルーシートですでに
一部捲って確認しましたが、結構な数の屋根が吹き飛んでいました。
ブルーシートはあくまで応急処置なので、長持ちはしません。
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