今回のベランダの塗膜塗装工事もそうですが、
屋根、
外壁も同じく
防水をしないと
家の中に居ても雨に打たれてるも同然ですよね…。
ちょっと大袈裟ですが…。

私どもの仕事は
防水とは切っても切れない関係なのです。

防水と言えば…皆様も一度は傘やレインウエアなどご利用されたことあると思います。
では、防水とは何でしょう…撥水や耐水となにが違うのでしょうか…。
防水とは…
水が染み込むのを防ぐこと、通さない機能を意味します。

防水・撥水・耐水 …。
よく聞く言葉ですが、それぞれ違いがあるのです。

防水は上記にも説明させていただいたように、
水を通さない機能また、
そうした加工や処理を施すことも指すのです。

防水の「
防」という字は、
「さえぎって止める」「守りふせぐ」などを意味しています。
身近な物では、防水スプレーなどがありますね。

傘もそうです!

では…。
撥水とは…
水を表面ではじく機能を意味します。

撥水の「
撥」という漢字は、「はねかえる」「はねかえす」「はじく」などの意味があります。

球状のまま表面を転がる
感じですね。
表面張力という科学現象で水が丸くなり弾いてるのです。
本来、水はまん丸の状態が居心地が良いようです。😊

防水されていない表面に勢い良く水をかけると撥水が追いつかず、水を通してしまいます。

水をはじく機能をあとからプラスしたものなのですね。
撥水加工されたレインウエアなども、物によると大雨などでは水を通してしまう場合があります。

次に…。
耐水とは…
水がしみ通らないこと、水による変質や破損がないことを意味します。

耐水の
「耐」という漢字は、「抵抗する力を持つ」「持ちこたえる」などの意味になります。
身近な物で言うと、耐水ペーパーが浮かびました。
水に強いのです。

この耐水に関しては、私も理解するのに時間がかかりました。

耐水は
耐水圧といって
数値化されるのです。

どの程度の水量に耐えるかを知るための指標で、耐えられる”だけで完全防水ではないのです。
この指標の単位には“mm”が用いられます。
この値が高ければ高いほど、
耐水圧は高く、
防水性能が高くなります。
そう、
防水に近くなるのです。

簡単にまとめてしまうと…

ラップで例えます

ラップは防水なので水を通さない
撥水はラップに水を乗せると弾く性質
耐水はラップに水を乗せて耐えられる力
のようになるのではないかと結論に至りました。

余計な例えでしたかねぇ…。

私達の周りの身近な物にもたくさん上記のような言葉が使われています。

購入する際には気にかけてみようと思います。

知らないで買うよりは良いかと思います。
