目地であるコーキングが劣化しているので
撤去していきます!
パワーボードやALCは目地がコーキング処理されています!
しかし、コーキングが切れると雨漏りしてきます!
最近でも多々あります!
パワーボードは、高温高圧蒸気養生された
軽量気泡コンクリートの事です。
外壁材として使用できる素材でありながらも、
軽いため地震などの揺れに強く、
建物の外壁材として重宝されています。
地震に強いけど
割れやすい素材でもあります!
地震に強いと書いてるのに、
割れやすいってどういうこと?って感じですよね。
本当はパワーボードやALCが地震に強いと
言われているのは、軽さが理由です。
地震が起きても、建物自体が軽いため
揺れが少ないというのが
地震に強いという意味となっております!
このパワーボードやALCには大事な作業をしないといけません。
それは、
表面に塗装を必ずしないといけません!外壁の中に水が入り混まないように、
塗装やコーキングなどをして皮膜を作らないと駄目なのです!
中身は軽石のようになっていて、塗装をしない場合ですが
雨が降り水を吸ったらサクサク状態となってしまう為です!
そのため、亀裂やコーキングが剥げても
ダメ、塗膜が剥がれてもダメなのです。
パネルとパネルの間に、60cmピッチくらいにコーキングを打って、
壁と壁の隙間を繋ぎ、建物のムーブメントについて行けるようにすることで、
割れにも対応することが可能となるのです。
しかし、施工されるお客様が全て細かに
コーキングを打っているかといいますと、そうではありません。
特徴を知らずに、コーキングをあまり打たず、
ALCを採用している倉庫や工場をみかけます。
工場や倉庫の外壁にALCパネルは良く使われています!
一軒家だとALCではなくもう少し薄手の
パワーボードという壁です!
弊社の近所は工業地帯で
大手の工場が沢山有ります!
塗り替え工事をして直ぐに雨漏りがして弊社に連絡が来ます!
雨漏りが止まらないので見て欲しいという内容があります!
弊社では特殊な機械を使い雨漏り箇所を特定し塗り替えをしますが
他社はそういう事もしないで塗り替えをしているようです!
それでは雨漏りは止まりません!
当たり前ですよね‼‼‼
特定もせずどうやって直すのですか❓❓❓
工場や倉庫って大きいのでもの凄く費用が掛かります!
しかも、コーキングを打った上に
下地を薄く塗っている為、
あまり意味がありません!
一軒家で例えると30坪くらいの家で下地である
微弾性フィラーという材料で3缶くらいで塗れます!
弊社では
厚塗りをするため15缶以上は使います!
それくらいの差が出ます。
それでもクラックは入る可能性はあるのです!
薄塗りは楽で良いのですが(´;ω;`)ウッ…
木造も鉄骨建ても一年を通じて暑さや寒さで熱膨張をします!その時に割れを生じます!
モルタルやサイディングでも割れてくるのはその為です!
弊社はコーキングも柔軟性のあるコーキングを使います!
メチャクチャ長くなるので他でも
説明している記事があるので是非読んで下さい!
営業マンや現場を知らない人が書く記事よりは面白く書けてるかと(笑)