下地劣化のご説明に入っていきます！

今回は和室の床部分が沈むのお問い合わせでした。

現場を確認すると確かに畳が沈む状態でした！　お客様もお年寄りの方なのでかなり心配のお声を頂きました。

これはかなり原因は畳ではありません！！　原因は下地の補強不足や下地の腐食しかけ寸前などですね！

現場を拝見すると、畳の下には 昔の住宅に多いパーティクルボード が敷かれていました。

パーティクルボードはおが屑を固めた板で、湿気などに弱くかなり築年吸数が経過するとふにゃふにゃになっていきます！

特に床が土の場合などはこの現象がなりやすい！床が踏みずらいなどこのような現象などパーティクルボードに原因も考えられますよ！

根太部分など４５ｃｍピッチで根太を設置を行います！　これを４５ｃｍピッチの間隔を開けて設置されていない住宅なども床が沈む場合などあります。
根太を45cm以上の間隔で並んでいる場合は、このスパンでは畳はもちろん、フローリングでも沈む可能性があります。

胴縁や鋼製束で支えます！！

床の沈みを改善するために一番大切なのは、床を支える仕組みそのもの”を強くすること です。

表面だけ新しくしても、下地が弱いままでは必ず再発します。そこで今回行ったのが 根太の補強と鋼製束による支えの追加強化 です。

これは踏んで沈むなど確認して補強が弱い場所に胴縁を設置していきます！ここから鋼製束なそ設置していきます！

針葉樹合板を引いて固定していきます！コンパネビスがおおすすめ！

下地の補強を完了致しましたら！次は下地の上に合板を貼っていきます！　

べニア板を設置するなら合板を引くのをおすすめいたします！！


今回は針葉樹合板と呼ばれ！一般住宅の床下地では最も信頼性の高い材料で、パーティクルボードより圧倒的に強く、耐久性も桁違いです。

耐久性はかなり高い下地材になります！針葉樹合板　厚みもかなりあり！おすすめの合板になります！

合板を引きましたら！ここからがビス止め作業になります！針葉樹合板はただ張れば良いわけではなく、ビスの間隔 によって強度が全く変わります。

弊社はまめに１５cm 20cm間隔で開けて打つのがおすすめ！適切な間隔を保つ事で沈むこともありませんし！
丈夫な下地の完成です！

鋼製束で縦方向の沈みを防ぎ、胴縁＋新しい根太で横方向の強度を高め。

その上から 針葉樹合板をコンパネビスでしっかり締め付ける ことで、床下地が「一体化した強い構造」に変わります。

このような状態になると床はかなり耐久性はぐんと上がり沈む不安などなくなります！
今回の現場は畳を引いてあったので元通りに戻します！畳ではなくでもクションフロア（ＣＦ）なども変更可能です！⇩

和室など玄関廊下のフロアの沈みなどお困りの方は是非弊社にお問い合わせお願い致します！⇩

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