屋根の種類と修繕法
この記事を読んで
屋根の修繕をお考えの方の参考になれば幸いです。
屋根には沢山の種類がございます。
修繕法にも種類がございます。
屋根を修繕する理由もあるはずです。
その理由によって、修繕の種類も変わってきます。
あなたの家の屋根の種類はわかりますか？
修繕する箇所や理由は業者に教えていただきましたか？
もし屋根を葺き替えるならば、どんな屋根にしたいですか？
屋根を修繕するにあたり
何かしらの理由があると思います。
上記画像の様に
屋根にカビやコケが生えている…
瓦が欠けたり割れている…
ちょっとイメージチェンジをしたい…
でもダントツに多いのが
雨漏りする！
なのです。
何かきっかけがないと修繕しないですよね。。。
本当は定期的なメンテナンスを
お願いしたいのですが…
先程も言いましたが、
屋根にも沢山の種類がございます。
あなたの家の屋根はどれに当たりますか？
こちらは日本瓦（陶器瓦）です。
いぶし瓦や釉薬瓦などがあります。
強度があり、欠けた部分だけ
差し替えることも可能です。
いぶし瓦は意匠性に優れていますが、
釉薬瓦の方が防水性、耐久性に強いです。
こちらはスレート瓦です。
セメント、粘土などを原料とし、
繊維で補強して出来ています。
軽量・耐久性にも優れています。
防水機能が低くなってくると、腐食や雨漏りの
原因になったり、カビやコケ、藻の発生に繋がり、
屋根自体の劣化を招いてしまいます。
こちらはトタン屋根です。
トタンとは亜鉛メッキ鋼板のことです。
安価ですが錆びやすく、
耐久性も低くなります。
こちらはセメント瓦です。
プレスセメント瓦はセメントと砂を
主原料としている屋根材で安価です。
コンクリート瓦は更に
特殊塗料を施した瓦で
耐久性があります。
こちらはガルバニウム鋼板です。
安価で錆びにくい金属屋根になります。
防音性が低く、
傷がつきやすい材料です。
断熱材が入っているものは
断熱効果や遮音効果を発揮します。
こちらはジンカリウム鋼板です。
石粒を表面に施した
ガルバリウム鋼板の事を
指します。
防火性に優れています。
こちらはステンレス屋根になります。
非常に錆びにくく、
耐用年数が長い
という特徴があります。
サビにくい点では、
塩害の多い地域に向いています。
軽量ですが高価です。
こちらは銅屋根です。
耐用年数が60年以上もあり、
錆による侵食が表面しか起こりません。
遮音性が低く高価です。
寺社仏閣に使用される事が多いです。
こちらはアスファルトシングルです。
防水性・耐候性・耐久性に優れていますが、
軽量なため強風
によって
によって破れたり飛ばされることもあります。
上記のように何酒類か簡単に説明させていただきましたが、
全てにおいてメンテナンスは欠かせません。
１００年持つと言われる日本瓦でさえ、
漆喰などはそこまでもちません。
地震や台風が多い日本であるからこそ
定期的なメンテナンスをし、
大掛かりな工事にならないように心がけたいものです。
屋根を修繕するにあたり、
やはりその家々に合った施工方法がございます。
また、ご予算の関係やこれから何年この家に住むか…など
色々考慮して決めていただきたいと思います。
上記の画像は
屋根葺き替え工事です。
既存の屋根材、葺き土、野地板（腐食している場合）を取り除き
ルーフィングシートを敷いて
新しい屋根材を葺きます。
工期も費用も高くなりますが、雨漏りの心配もなくなり、
一番のオススメの工事です。
こちらは
カバー工法といい、
既存の屋根材の上にルーフィングシートを張り、
新しい軽い屋根材を葺きます。
工期が短く、撤去費用も抑えられます。
全ての屋根にカバー工法は出来ません。
また、既存の屋根の防水シート、野地板などが腐食している場合も出来ません。
こちらは
屋根塗装工事です。
まずは高圧洗浄作業をします。
その後、
下塗り塗装作業、中塗り塗装作業、上塗り塗装作業としていきます。
塗料によって値段も性能も変わってきます。
もちろん塗装ごとに乾かさないといけないので、
工期も天候に左右されながらになります。
費用は安くなります。
ただ、これも塗装できない屋根材があります。
色々ご紹介してきましたが、
わからない事は聞くのが一番です。
何軒か見積りを取るのも方法です。
あなたのお家を工事するのです。
色々お話をして、
信頼のおける業者に巡り合えるといいですね。
もちろん私どももお待ちしております。
ありがとうございました。
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