写真は、屋根の
高圧洗浄状況です。
T様邸の屋根は、白く劣化している様に見えますが
クリーム色に塗装されていました。
知人の塗装屋に新築から数年で
断熱塗料を塗って頂いたそうです。
当時の、断熱塗料は白系の色しかありませんでした。
今現在も断熱塗料は有りますが、やっぱり白系の色なので汚れが目立つのは覚悟して決めてくださいね。
屋根のメンテナンスが気になると思いますので少し、
カラーベスト屋根についてお話します。
スレート(カラーベスト)屋根は、陶器瓦の半分ほどの重さでとても
軽く、住宅への負担が少なく
瓦と比べて
耐震性に良いです。
また、すべての屋根材を釘で固定して施工している為、
強風による飛散や落下を防げます。
カラーベストは、屋根の種類が
豊富でお好みのスタイルにできます。
屋根材のカットの形状も色々あり表面の
デザインも豊富です。
カラーも豊富で、多彩な組み合わせの中から選んで頂けるので
お気に入りの屋根に仕上げられます。
カラーベストの表面は、塗装されていますが
10年で定期的に塗装することを推奨されています。
カラーベストは、塗膜の劣化や時間の経過によって傷んでいきます。
なので、メンテナンスが必要になるのですが
3つのメンテナンス方法があります。
一般的な方法で
塗り替えという方法があります。
屋根の表面の汚れを高圧洗浄でしっかり洗い流し塗装して仕上げる方法です。
注意してほしいのが、アスベストが使用禁止になり、その後市場に出回ったノンアスベストのカラーベスト
は
もろい物が多く、塗装出来ないものも存在するということです。
塗装出来ないカラーベストのメンテナンスは
カバー工法をおススメします。
既存の屋根(カラーベスト)の上から金属製の屋根をそのまま被せるカバー工法で屋根は新品で見栄えもよいです。
既存屋根の劣化状態が酷く塗装出来ない場合はカバー工法がおススメです。
アスベストが含まれているカラーベストの場合は、塗装工事かカバー工法を検討して、屋根材の撤去費用
が高額な葺き替え工事は、おススメ出来ません。
既存屋根を撤去し新しい屋根を取り付ける
屋根の葺き替えする方法があります。
既存屋根のみではなく、その下に施工されている防水シートも交換するので、より長く良い状態をたもつ事が
できます。
また、カバー工法と違い既存屋根を撤去する為屋根の
総重量が増えません。
なので、住宅にかかる負荷を軽減でき、耐震性にも良いです。
ですが、既存屋根の撤去費用、廃材の処分費用もかかりますので、屋根のメンテナンスでは
もっとも
高額な工事になってしまいます。
以上3つのメンテナンス方法が有りますが、工事にかかる費用との兼ね合いもあって予算を決めなければ
なりませんので、早い目に考えておいた方がいいと思います。