破風板塗装について説明しますね!
写真で洗浄完了という写真がありますよね‼
これはケレンと洗浄が完了した写真です!
傷んでいないように思いますがこんなに傷んでいます!
塗膜が密着していない状態です!
剝げ剝げですよね(´;ω;`)ウゥゥ
破風板について少し説明します❣
切り妻屋根の一部の板が破風板(はふいた)です。
樋のかかっていない三角屋根の外側部分ですね!
切り妻屋根とは屋根の工法であり、
日本の屋根の半数以上がこの屋根です。
形は本を開いて伏せたような二等辺三角形の屋根で、
屋根の中央にある接合部の棟(むね)、
屋根が三角形に見える時に正面に来る壁面を妻(つま)、
屋根の妻側の側面を破風(はふ)、
破風に取り付けられている板を破風板(はふいた)、
建物から伸びている屋根の裏側部分を
軒天(のきてん)と言います。
破風板は軒天の分だけ出っ張っており、妻側の外壁を風雨から守っています。
破風板を設けることで妻側の外壁の負荷を軽減しているのです。
破風板の役割についてですが
破風板は
風雨や日光から屋根を守る役割を持っています。
破風板があることで風を分散させ、屋根の耐久性を上げています。
また火事の際は屋根への延焼を遮るので防火性能を高める効果もあります。
破風板は美観を向上する効果もあり、
機能性だけでなくデザイン性も高めています。
このように破風板はお住まいの
安全性と耐久性を高めるために大事な部分なのです。
しかし、裏を返せば破風板はそれだけ負荷がかかる部分なのです。
破風板に塗装が必要な理由としては
破風板は常に
風雨に晒される上に
他の部分よりも強い負荷が
かかるので
特に痛みやすい部分でもあります。
しかし、毎回交換するのは現実的ではありませんよね。
交換ではなく塗装を塗り替えるのが一番ポピュラーなメンテナンスです。
和風建築のお家の場合は木製なので
塗り替えより板金で傷まないようにすると言った
お家もあります!
木が腐ってくるので上から重ね張りをしているのを
見かけます!
破風板は
耐久性と防水性などを保つために塗装されています。
経年劣化による痛みの原因はこの塗膜の劣化にあります。
破風板を長く使うためには
この塗装を塗り直すことが、一番低コストで効果があります。
破風板は天候の影響を最も受けやすい場所のひとつであり、
経年劣化が進みやすい部分です。
外壁より早く劣化が起こります。
破風板は風を受ける役割があるため
強風が吹く地域では特に劣化しやすいので注意が必要です。
他には直射日光、雨、雪が塗装や本体の劣化を進めます。
また、海沿いの地域は海からの塩分で
塩害が起き、他の地域に比べて格段に劣化が早くなります。
このように様々な原因で塗膜や板本体の経年劣化が
進んでいくので定期的なメンテナンスが必須となります。
適切な塗装を行えばこれらの劣化を抑えることが可能です。
では、破風板の点検やメンテナンスを行うタイミングを
どのように見極めればよいのでしょうか。
破風板は築5年から点検が必要ですね‼
破風板の一般的な耐用年数は築20-30年程度と言われています。
他の外壁に比べて期間がやや短めなので注意が必要です。
破風板が劣化してしまうと建物全体に影響が出てしまうので、
建物の一部分であっても軽視しないでおきたいところです。