☆製造中止のセメント瓦、モニエル瓦とその類似品をご紹介
セメントを主材料として製造された、
セメント瓦の中には
モニエル瓦と呼ばれる廃盤になった瓦があります。
モニエル瓦やその類似品は現在の瓦の性能に劣り、製造中止になったものが多くあります。
製造中止になった瓦を屋根に使用なされている住宅では、様々な問題に発展する事があります。
例えば「屋根瓦が割れているので、一枚差し替えてほしい」といったご要望を弊社では、数多く頂きます。
しかし廃盤の瓦は入手困難で在庫を持っている業者は少なく、損傷が少なくても屋根の葺き替えを行うなどの大きな対処が必要になる事が多くあります。
弊社では、「瓦を差し替えたいが、瓦が入手できない」そんなお客様の悩みを解決する為に、廃盤の瓦の中古品を差し替え用としてストックしております。
ストックしている瓦をご紹介させて頂きますので、ご覧頂ければと思います。
こちらは 日本モニエル株式会社 が製造したモニエル瓦と呼ばれる、セメント瓦です。
20年~30年前に爆発的にヒットした屋根瓦で、現在もこの形の屋根を多く見る機会があります。
しかし、2010年に外資系のこの会社が日本市場から撤退した事により、製造中止となってしまいました。
その為、現在では入手困難になっている瓦の一つです。
モニエル瓦の中でも形が数種類あり、上記の写真のような波型タイプは「センチュリオン」という名前が付けられております。
他にもフラットタイプなど違う形のものがあります。
他社製品で波型のセメント瓦も多くあります。
その見た目はとても類似しており、プロでないと見分ける事は困難です。
しかし裏面に表記されている、文字を見ればすぐに見分けることが出来ます。
この瓦には「MONIER CENTURION」と記載されています。
文字を読めば、モニエルのセンチュリオンだとすぐに分かります。
先程、モニエル瓦の類似品があると言いましたが、写真の瓦は実は同じ瓦ではありません。
とても良く似ていますよね。
こちらの写真の瓦は左が「クボタのパラマウント」右が「モニエル センチュリオン」と言います。
見た目はそっくりですが、間違えて入手してしまうと差し替えは不可能ではないですが、困難です。
こちらがクボタ パラマウントの屋根です。
先程のモニエル瓦の屋根と比較しても、その違いは少なく、リフォーム会社の人でもその区別は難しいです。
パラマウントも廃盤になっている瓦です。
入手の難しさはモニエル瓦と匹敵するか、もしくはそれ以上です。
パラマウントの裏面には「クボタ」と記載されております。
瓦を特定させる為に裏面を見るのが一番、間違いないでしょう。
今回ご紹介させて頂いた2種類の瓦ですが、屋根葺き替えを行った際、廃材として処分せずストックしております。
モニエル瓦数枚とクボタ パラマウントを300枚程度保管しております。
業者さんや他府県の方には有料となってしまいますが、奈良県の方には数枚であれば、無料でお譲りします。
お困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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