この『パミール』屋根材
についてご説明させていただきます。
1996年から2008年製造のニチハ製スレート屋根材になります。
現在はこの製品は販売されておりません。
この『パミール』が販売された年代と言えば、
アスベストの使用が法律で禁止された時期と重なります。。。
そこで各建材メーカーは
ノンアスベストのスレートを開発・販売していきました。
ニチハは最大手の
外壁メーカーです。
しかし、屋根材に関しては他の大手に比べ、まだまだシェアが低い会社でした。
そこでニチハは
ノンアスベストのスレート屋根材『パミール』を販売しました。
ただ、年月が経ち
層間剝離やひび割れ、中には屋根材がずれ落ち落下する
屋根材は
横幅91cmもあるセメントの板です。
それが庭やベランダ、駐車場、道路なんかに落ちたならば、
もちろん『パミール』だけに限った問題ではなかったのですが、
最も被害が顕著だったことは事実です。
表面がパイの様にパリパリ剝がれてくるのです。
この問題の理由として考えられるのは、
アスベストの代替品開発期間、長期使用の検証が
充分検証はされたかと思いますが…結果が結果だけに。。。
焦りは禁物…
何事にも言える事ですね。。。
とても残念です。