昔ながらの木造建築の構造を知りましょう。
今回は昔ながらの木造建築の構造を名古屋城の模型写真を使用して解説して行きます。
建築物の構造を知ることによりメンテナンスの重要性や雨漏りが起こった時の対処方法などを考えられるようになると思います。
では写真を交えて解説して行きますので、昔ながらの建築をご覧下さい。
16世紀前半から歴史のある名古屋城にも屋根には瓦が使用されており、骨組み部分は木材で外壁は漆喰で出来ておりました。
歴史の長さから考えると、木造建築が優れた工法である事を物語っております。
現在も昔も木造住宅の軸組み工法の骨組みに大きな差はありません。
外壁のひび割れや瓦の損傷により雨漏りを引き起こすと、骨組み部分にダメージを与える事があります。
骨組みにダメージを与えないように外装はメンテナンスを行いましょう。
昔から現在まで瓦は土と釘を使用して固定されております。瓦自体は耐久性が高く、100年以上保つものもありますが、土や釘は例外です。
瓦が固定されているかどうかを定期的にメンテナンスを行って耐久性の高い瓦を最大限に有効活用しましょう。
軒丸瓦です。
こちらも現在も使用されている瓦です。
近年は簡単に施工出来る商品が主流ですので、使用頻度ほど減ってはいますが、現役の材料です。
以上が木造建築の解説になります。
度々こういったコラムを更新させて頂きますので、またご覧頂ければと思います。
9時~20時まで受付中!
0120-99-7817