このモニエル瓦の塗装方法を説明する記事がネット上には多く存在しますが、専門用語の詰まった難しい記事が殆どです。
プロでない限りお客様がそこまで難しい内容を理解する必要はありません。
要するにモニエル瓦の塗装にはどのような事が重要なのかを理解して頂ければ良いかと思います。
そこで当ページでは簡単に分かり易く説明をさせて頂きます。
モニエル瓦屋根のメンテナンスで塗装をしていただく際は通常の塗装方法ではいけません。モニエル瓦にはスラリー強化工法という施工方法が必要です。
瓦の表面には特殊なコーティングが施されています。
それをスラリー層と言います。
スラリー層が劣化するとコーティングは脆くなり粉を噴いたような状態になります。
まず、ここで重要なのが脆く劣化したスラリー層を高圧洗浄で丁寧に剥がし処理をします。
そして通常の屋根塗装なら下地剤のシーラーを塗布して上塗り剤を塗布して行くと言う流れで塗装をして行きますが、通常通りの塗装では早ければ1~2ヶ月で塗装が捲れや浮いて来てしまいます。
モニエル瓦は塗装出来ない瓦と言われている程でした。
しかし、そのモニエル瓦を塗装可能にしたのがスラリー強化工法です。
スラリー強化工法での作業の様子を紹介させて頂きます。