結露と言えば中学校の理科の授業を思い出すのは私だけでしょうか…。
飽和水蒸気量・・・。
聞いたことございませんか。。。?
空気中にはある程度の水蒸気が含まれていますが、
空気が含むことのできる水蒸気量の上限(飽和水蒸気量)は、
気温が低くなると小さくなります。
地面や物体が露点以下の温度まで冷えると、空気中の水蒸気が液化します。
その液化(水滴)したものが結露なんですね。
空気が含むことができなくなった水蒸気が集まってできたものなのです。
建物での
結露は窓ガラスやサッシで起こるイメージが強いですよね。
一般に上記で挙げた例は表面結露と呼びます。
しかし、
壁・床・押入れの中・家具の裏側などでも起こる可能性があるのです。
これを内部結露と言います。
お布団が湿るのも内部結露です。
寝ている間にも沢山の水蒸気(汗)を発散させていますからね…。
さてこの結露達…。
皆様もご存知の通り放っておくと大変です。
まずカビが生えて、
ダニの発生も引き起こしてしまいます。。
結露を放置することで、喘息・シックハウス症候群・アトピー性皮膚炎などの
原因物質となり、様々な病気へのリスクが高まってしまうのです。
もちろん私達人間だけでなく、建物も一緒です。
住宅建材は主に木材を多く使用しています。
もし結露を放置してしまったら…。
木材が湿りそれを好物とするシロアリを呼び寄せてしまいます。
次第に
シロアリに浸食され、家
自体腐食してしまうのです。
目に見えないので気づきにくいですが、
実は
結露による被害は様々な場所で発生しているのです。