瓦屋根のよくある劣化症状 あるはずの部分が無くなっている!
瓦屋根のよくある劣化症状を紹介致します。
雨漏りでの御問い合わせを頂いたお客様の住宅に調査へ行くとよくこんな場面に出くわします。
「あれ?あるべき部分が無い!」と本来ならあるべきはずの部分が無くなっている事が多々あります。
上の写真は瓦屋根の見本です。
これが正常な状態の瓦屋根です。
あるべき部分が無いが為に雨漏りを引き起こしてしまう!
その正体とは、、、
正体は漆喰部分です!
上の写真では熨斗瓦(のしかわら)や鬼瓦の取り合い部分に漆喰が帯状に施工されています。
ですがこの写真には漆喰部分が見当たりません。
綺麗になくなっています。
漆喰泥棒ではありません!
これは経年劣化により綺麗サッパリ剥がれ落ちてしまっているのです。
漆喰部分はメンテナンスが必要で約10年~15年の間がベストだと思われます。
漆喰部分は瓦よりも先に劣化して行く部分で定期的にメンテナンスをしないとこの写真の様に無くなってしまう事もあります。
漆喰部分が無くなってしまうと瓦の取り合い部分から雨が浸入して行き、最悪の場合は雨漏りを引き起こします。
熨斗瓦の下部分はこの様になっており瓦の取り合い部分を覆う様な状態になっています。
漆喰部分が重要な隙間をカバーする役割をしています。
無くなってしまうと中の土が水分を含み柔らかくなり瓦が崩れたり、崩れるとどんどん雨が中に入り込み雨漏りに繋がります。
皆様の住宅でもこの様な状態になっていないか一度確かめて見て下さい!
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