和瓦からスレート瓦に葺き替え~仕上げ作業、棟板金設置
現在、和瓦からスレート瓦に葺き替え工事を施工させて頂いております。
先日に下葺きと板金設置を施工しましたので、本日は瓦葺きと棟板金設置になります。
作業の様子をご覧ください。
瓦葺きの様子です。
軒先から棟に向いて下から瓦を葺いて行きます。
ステンレスの釘で瓦を固定して行きます。
片面の施工が終了しました。
マルーンという赤茶色の瓦で施工しております。
スレート瓦はセメントで出来ており、和瓦に比べると軽くて耐震性に優れております。
しかし耐久性にはやや劣りひび割れや破損を起こしやすいのがデメリットです。
7年~10年に一度塗装によるコーティングを行うことでデメリットを補う事が可能です。
最後に棟(むね)と呼ばれる屋根の頂上部分の施工になります。
棟板金と呼ばれる板金を設置して行きますが、棟板金の骨組みとなる抜き板(ぬきいた)という角材を取り付けて行きます。
抜き板をステンレスのビスで固定して行きます。
一昔前の施工ですと抜き板は釘で固定していた為、固定力が弱く風災被害で抜き板や棟板金が飛んでいく被害も多々あります。
ステンレスのビスで施工する事によって固定力が強くなり、風災被害のリスクを軽減できる施工になっております。
棟板金を設置して行きます。
棟板金を抜き板に被せて、ステンレスのビスを打ち込むことにより固定されております。
棟板金の継ぎ目となる部分から雨漏りが起こらないように継ぎ目の中にコーキングを打ち込んで固定して行きます。
以上で屋根の葺き替え工事が終了です。
雨漏りは止まり、既存の和瓦よりも耐震性に優れている仕上がりになりましたので、お客様に喜んで頂いております。
職人さんの対応もよくお褒めの言葉を頂いて、私も職人さんも気持ちよく工事を完工させて頂きました。
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