奈良県吉野町で地震の被害で瓦が割れた住宅の調査に伺いました。
奈良県吉野町で地震の被害で瓦が割れた住宅の調査に伺いました。
以前から雨漏りによる雨染みがお部屋の内部に出ており、今回の地震をきっかけに屋根の工事を考えられました。
雨漏りの状態が深刻でしたので、応急処置をさせて頂き、工事の提案をさせて頂きました。
調査と提案の内容をご紹介させて頂きますので、ご覧下さい。
まずは雨漏り箇所の写真です。
天井には無数の雨染みがあり、内壁も濡れておりました。
カビが生えている部分もあり、かなり深刻な状態でした。
内壁の腐食が始まっていますので、至急雨漏りを止めないと、強い地震が来た際は壁が破壊されるケースも想定出来ます。
昨日の大雨により雨漏りが止まらず、絶えず床が濡れている状態だとお話を伺いました。
床をふき続けるのは大変ですので、応急処置で雨漏りの量を減らします。
既存の屋根の状態です。
古い建物部分と増築部分の間に谷があり、板金で処理されております。
この板金部分が雨漏り箇所の真上にあたります。
瓦は一枚割れておりました。
割れた破片も新しく、6月18日の地震で割れたものだと考えられます。
割れた瓦部分からは大量の雨水の侵入が考えられます。
谷板金の周りも瓦をめくって確認させて頂きました。
板金周り板金も曲がっており、仕舞も少し乱雑な印象を受けました。
板金周りからも雨水の侵入を許していると考えられます。
谷板金の一部にはゴミが溜まっており、湿気が集まっておりました。
ゴミをよけて確認しましたが、肉眼で見える穴はありませんでした。
しかし雨漏りの可能性がある箇所ではあります。
工事の際は谷板金の交換もさせて頂きます予定です。
雨漏りの原因になる可能性がある箇所を一通り確認しましたので、瓦の応急処置を行いました。
呼び瓦と呼ばれる瓦を割れた箇所に差し込む事で応急処置完了になります。
以上で調査は終了になります。
雨漏りを止める為の工事は屋根の一部葺き替えと谷板金の交換工事になります。
工事の見積もりを作成させて頂き金額が合えば工事をお任せ頂き、予算が残れば引き続き内装工事をさせて頂く予定です。
ご愛読有難う御座いました。
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