橿原市で突風で破風板が飛んだお客様の住宅で調査をしました。
橿原市で突風で破風板(はふいた)が飛んだお客様の住宅で現場調査をさせて頂きました。
既存の破風板はプラスチック製の製品でビスが浅く固定力が弱かった為、風で飛んだと考えられます。
近年中に屋根と外壁塗装をされており、塗装の際に費用をかけてしっかり工事をなされた為、今回の修理を安くして欲しいと仰られておりました。
今回は風災被害による住宅の損傷ですので、火災保険適応対象になりますので、お客様のご負担を大きく抑えられる事をお話して工事の内容を伝えさせて頂きました。
調査と提案の詳細をご紹介させて頂きます。
飛んだ破風板の様子です。
プラスチック製のもので現在は廃盤となっている商品です。
同じもの部材は入手困難ですので、水に強い木材で破風板を加工し、塗装によりコーティングする事を提案しました。
破風板は屋根の側面にある板で、破風板のカバーに当たる部分が損傷して、木材がむき出しになっております。
木材に雨水が当たり腐食すると雨漏りしたり、軒天井が落ちたりします。腐食する前に手当が必要な状態です。
飛んだ破風板の裏面ですが、釘もしくはビスが裏面に貫通して見えるはずですが、数ミリしかビスが出ておりません。
ビスが短いと、固定力が弱く飛んでしまいます。
施工も少し大雑把な施工だと言えるでしょう。
ヒノキという水にとても強い材質の木材で破風板を加工します。
ヒノキの上に黒く塗装して、既存の状態のそっくりな破風板になります。
調査は以上になります。
火災保険を利用した現状回復工事をご提案させて頂きました。
風災被害による劣化を原状回復する為の工事で20万円以上の金額になった場合、火災保険が適応できます。
足場を組むような高所作業では20万円を超えるケースが多いので、小さな損傷でも一度専門家にご相談下さい。
足場工事の記事はこちら
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