生駒市で雨漏りでお困りの住宅に現場調査に伺いました。
生駒市で雨漏りでお困りの住宅に現場調査に伺いました。
築60年の住宅で20年程前に増築をされていて、増築部と元々の建物の関節部分が原因で雨漏りを引き起こしております。
調査の様子と提案の内容をご紹介させて頂きます。
雨漏り箇所の様子です。
度重なる雨漏りで天井板がお部屋に落ちたようです。
触ってみると水が溜まっておりました。
雨漏り箇所の一つです。
こちらも吹き降りの際は雨水が落ちてくるようです。
雨漏り部分の真上の下屋根です。
こちらが増築部分と元々の建物の関節部分になります。
細部を調査させて頂きました。
谷板金(たにばんきん)と呼ばれる板金部分です。
雨水は瓦から谷板金を流れて雨樋に排水されます。
谷板金は劣化しており、割れているような箇所も見られました。
瓦の中の葺き土を確認させて頂きました。
雨水が漏っていると葺き土が減ってきますが、葺き土はまだ残っております。
瓦からの雨漏りではなさそうです。
谷板金の中を確認しますと、谷板金の施工に少し違和感がありました。
谷板金は角部分が立ち上がっており、立ち上がりが防波堤(ぼうはてい)のような役割を果たし、雨水の侵入を止めます。
しかし立ち上がりが短く、1㎝ほどしか立ち上がっておりませんでした。
これでは、吹き降りの際の雨漏りを止めきる事が出来ません。
少しずつ雨水を侵入し、天井板の破壊につながったと考えられます。
以上が調査の内容になります。
今回は谷板金に原因の可能性が非常に高く、予算を極限まで抑えたいと仰られていましたので、谷板金交換工事を提案させて頂きました。
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