雨漏りの被害にあった奈良市の住宅に現場調査に伺いました。
雨漏りの被害にあった奈良市の住宅に現場調査に伺いました。
築45年の住宅でスレート瓦を使用した屋根は経年劣化が激しく瓦が欠けている部分が多々ありました。
雨漏りの原因箇所と考えられる谷板金(たにばんきん)と壁の取り合いには穴があいておりました。
現場調査の様子をご紹介させて頂きますので、ご覧下さい。
内装の壁に雨漏りの症状が出ています。
木材が腐食しており、この状態で放置していると内壁や骨組みを破壊して行きます。直ちに雨漏りを止める必要があります。
窓枠の雨漏りの様子です。
こちらも雨漏りで枠の木材が腐食しております。
屋根の状態を確認させて頂きました。
築45年で15年程前に葺き替えを行ったとお話を聞かせて頂きました。
屋根材には塗装工事を行った形跡はなく、劣化で瓦の各所が欠けておりました。
屋根の勾配(こうばい)も緩く、既存のカラーベストと呼ばれる屋根材では、吹き降りの際に雨水の逆流を引き起こしてしまいます。
お部屋の中に雨漏りを引き起こすという事は、屋根の下葺材も劣化を起こして穴が空いております。
雨漏りの原因箇所の一つの様子です。
雨漏り箇所の真上にあたる箇所ですが、排水される為の十分な傾斜がついておらず、雨量が多くなると雨水が溜まると考えられます。
外壁部分にも穴が空いており、穴から大量の雨水が侵入する事によってお部屋に雨水が落ちています。
窓枠の雨漏りに関しては、窓枠の周りのひび割れが原因と考えられます。
ひび割れを埋めて塗装する事で雨漏りを止める事が可能です。
以上が調査の内容になります。
今回のケースでは、屋根の作り方と劣化が雨漏りの主な原因になっております。
傾斜の緩い箇所でも雨が漏らない板金屋根のカバー工事を提案させて頂きました。
お客様のご予算の関係もあり外壁塗装はせず、窓周りの雨漏り原因箇所はコーキングのみの処理で対応させて頂きます。
お見積りの金額があえば工事をお任せ頂けるとお返事を頂きました。
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